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https://vintage-mood.com |
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『ムード・ミュージックの楽しみ』〜心の仮想空間〜 |
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イージー・リスニングも含めたヴィンテージ音楽専門サイト! |
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ムード・ミュージック(ムード音楽)というジャンルを広げた初期のアーティストには、 マスター・オブ・ムード・ミュージックこと、ポール・ウエストンをはじめ、 ジャッキー・グリースン、ローレンス・ウエルクなどがおり、 日本では特に、パーシー・フェイスやマントヴァーニなどに絶大な人気がありました。 |
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ムード・ミュージックというスタイルが完成するには、 それなりの経緯があった訳ですが、 一体この名称を誰が最初に使ったか、というのには 諸説あります。 上記のポール・ウエストンが最初に使ったと言う説や、 1950年代に日本コロムビア洋楽部の方が名付けた 造語であった等という説です。 確かにポール・ウエストンは、 ムード・ミュージックのパイオニアと呼ばれるほど 古くから、この手のスタイルの音楽を手掛け、 自身のレコード・アルバムのタイトルに 「イージー・リスニング」そして 「ムード・ミュージック」という 言葉を用いたものがあります。
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ポール・ウエストンの初期のLPレコード。 『ミュージック・フォア・イージー・リスニング』 |
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新しく作らせて頂きました 『カーテン・タイム』は、 テレビ朝日系「日曜洋画劇場」にて 昔使われていたエンディング・テーマを ステレオで収録してみました。 流通業者へはお出ししていないため、 CDショップでは販売しておりません。 当方ショップ・ページで入手出来ます。 |
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補足: 昭和41年10月1日より、 NET系列で『日曜洋画劇場』がスタートしました。 そして、放送から丸3年が経過した時、 つまり放送4年目に「NET-日曜洋画劇場」という 番組のレコード・アルバムが作られ、 テイチク株式会社(現:株式会社テイチク エンタテインメント)さんより発売されました。 当時、番組で解説をされていた淀川長治さんの ナレーションを入れ、オープニング・テーマ およびエンディング・テーマを挟んで、 名画のテーマ音楽の数々を収録したものです。 これは番組で作られたレコード・アルバム として発売されたものですが、 収録のエンディング・テーマは、 モートン・グールド楽団が演じる オリジナル演奏をまねた カバー演奏になっております。 |
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さて、そのモートン・グールドは、1996年に82歳で亡くなるまで、 非常に多くのレコードを発表しております。彼が最初に受け持っていた自身のラジオ番組では、 クラシックからポピュラー音楽まで幅の広いレパートリーを演奏し、 その上で彼自身が、人間観察による模様をピアノで表現するという 風刺音楽のアイデアを盛り込み、高い人気を得ていたそうです。 そこで、彼が出した最初のレコード・アルバム(ファースト・アルバム)は、 それらラジオでやっていた企画(風刺音楽)を含んだピアノ演奏でした。 |
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『モートン・グールドの音楽』(EH-175) 〜オリジナル・ピアノ・コンポジションズ〜
このファースト・アルバムは、2008年5月に 当方で復刻させていただいております。 モートン・グールドが初めて世に出したレコード・アルバムを そのまま復刻した歴史的音源。音楽的経験の醍醐味が味わえる1枚です。 ※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。
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マントヴァーニの復刻CDは、世界中で沢山発売されておりますため、 当方ではレコード・コレクターによる少々マニアックな選曲で、 幻のシングル・バージョン「ラモーナ」をはじめとした レコード・コンサートをイメージした復刻CDを作らせていただきました。 ちなみに、この企画のCDは、当方が世界初。 珍しくて素晴らしい作品の数々が楽しめます。 |
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『マントヴァーニ・レコード・コンサート』(LC-117) ※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。 |
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※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。 |
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1976年5月、 主無しパーシー・フェイス楽団追悼公演に 来日して指揮をした大御所デヴィッド・ローズも 彼と同じくストリングス演奏のスターでした。 作曲したヒット演奏には「ストリングスの休日」が 有名ですけれども、宇宙の広大さを電子音楽で表現した アメリカ映画『禁断の惑星』のテーマもあります。 左の写真のオリジナル・レコードは、当方 復刻CDの『ベーシック・ムード Vol.2』にて お聴きになれます。 |
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ムード・ミュージックの基礎時代、とりわけ音楽ビジネスの システムを確立させた大御所ローレンス・ウエルクは、 歴史観点から避けては通れない人物です。 いくつかの意味で「シャンペン・ミュージック」と 呼ばれていた彼は、 さまざまなスタイルの音楽を何でもこなし、 まさしくムード・ミュージック、イージーリスニングの 開拓者のひとりでした。 テレビ王ともいわれたジャッキー・グリースンと同じように、 人気音楽テレビ番組を持っていて、後輩の育成も含め ここにはとても書ききれないほどの偉業、経歴を持っています。 楽団テーマ曲は「バブルス・イン・ザ・ワイン」。 日本でのムード・ミュージックの土台を作った一人でもあります。 |
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『ベーシック・ムード Vol.1』(EH-194) 上記ローレンス・ウエルク楽団の貴重なSP盤音源がお聴きになれます。
※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。 |
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そのテレビ王、ジャッキー・グリースンは、 テレビの世界から有名になったアーティストです。 TVタレント、映画俳優として活躍する傍ら、 美しいレコード・ジャケットを伴って、 夢見るような、数々のムード・ミュージックの 名盤LPレコードを作っています。 彼のレコードは、スロー・バラードなどを中心に、 ゆったりとした演奏の作りになっていて、 長時間の演奏ができるLPレコードの特性を 活かしたものとしても大成功しました。 ジャッキー・グリースンのレコード・デビューは 大ヒット・アルバムの『Music for Lovers Only』 であると思っている方もいらっしゃるかも 知れませんが、初吹込みは当方の復刻CD 『ベーシック・ムード Vol.2』にて 御紹介させていただいた「少女とは何か?」です。 この録音と同じようなものを、後にキャピトル・ レコードにもアルバムとして吹き込んでおりますが、 当録音が、彼の初吹込み、芸術の原点であります。 ちなみにジャッキー・グリースン楽団のテーマは、 『レコードのムード(Vol.4)懐想の夜』に収録の 「メランコリー・セレナーデ」です。 |
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写真は1953年に10インチ(25cm)盤として発売されたもの ですが、後に8曲加えて30cmLPとしても出ています。 また、この10インチ盤と、次作の10インチ盤を 組み合わせたLPが、1956年1月に米ビルボード誌(最高で) 7位を記録しています。 |
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『ベーシック・ムード Vol.2』 (EH-195)
ジャッキー・グリースンの初吹込み録音や、 彼のヒット・テレビ番組のテーマ曲も含め、 貴重な作品の数々を収録しています。 ※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像をクリックして下さい。 |
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甘いムード・ミュージックとはまた違った雰囲気を持ち、 風変わりな演奏で、スパイスのようにミステリアスな刺激を 与えてくれるエキゾチック風な作品も多く発表されています。 その創始者であるレス・バクスターは、既に1940年代に テルミンによる風変わりなアルバムを作っておりますけれど、 後に『土人の音楽』というジャングルの様相を描いた アルバムの中の『静かな部落』という曲のヒットで、 日本にも当時紹介されヒットしています。 このようなミステリアスな(ある意味で意味不明な)ムードの アルバムは、1960年代前半まで流行があったようですけれども 当時は一部のマニア中心に聴かれていた様子で、 レコードはあまり知られていないものが多いのも特徴です。 既にいくつかは、当方の復刻CDにも入っておりますけれども 今後さらに紹介させていただけましたらと思います。 |
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『ベーシック・ムード Vol.2』 (EH-195) レス・バクスターの代表作「静かな部落」を ファースト・バージョンのLP音源で 収録しています。(上記写真は、後に発売さ れた45回転の組み物アルバム) ※CDの詳細を御覧になる場合は、 ジャケット画像をクリックして下さい。 |
『レコードのムード Vol.0 & 2 』 (9-0008)(復刻版) レス・バクスターの「静かな部落」と同じアルバムに 収録された「石の神」のショート・バージョンが、 お聴きになれます。 ※CDの詳細を御覧になる場合は、ジャケット画像を クリックして下さい。 |
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それから、あまり知られていないアーティストでも、 大きな仕事をしていることもあります。例えば 「ムーン・リヴァー」(オードリー・ヘプバーンの映画 『ティファニーで朝食を』の主題曲)などをヒットさせた ヘンリー・マンシーニ楽団の演奏で、 「ピンク・パンサーのテーマ」を御存知でしょうか。 ドリフの探偵コント?なんかにも、しばしば登場した イントロのサックスが有名なやつですね。 あのサックスは、ヘンリー・マンシーニによって起用された かつてのプラス・ジョンソン楽団の主、プラス・ジョンソン 自らが演奏しているのですが、そんな視点からも 鑑賞すると、また違った楽しみが開けてくると思います(笑) |
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『ベーシック・ムード Vol.3』(EH-197) プラス・ジョンソン楽団から、ジョン・ガート、ジョージ・シアリング・クインテット、レイ・マーティン、ケン・グリフィン、レイ・アンソニー楽団にネルソン・リドル楽団ほか13のアーティストのオリジナル曲を収録した貴重盤です。シネラマ映画『世界の七不思議』から、タク・シンド作曲の部分も収録! ※CDの詳細を御覧になる場合は、 ジャケット画像をクリックして下さい。 |
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☆ ここでは代表的なアーティストを中心に御紹介しましたが、 実際には星の数ほどの有名楽団が活躍しています。 欧米でレコードをある程度出していても、 日本のレコード会社とのつながりがないために、 あるいは契約の関係から、我が国では紹介もされずにいたような 一流アーティストも沢山おりました。 有名無名はともかく、当時活躍していた一流のアーティストを交えた 御紹介は、今後、様々な復刻CDにて、させていただきます。 |
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