世界の頂点に立つ、上流階級の人々の集いのムード・ミュージック(の楽しみ)

アメリカの上流階級の人達が集う空間に
流れていた1950年代ボール・ルームのダンス音楽・・・

ローレンス・ウエルク楽団や、ガイ・ロンバード楽団などの
シャンペン・ミュージックが、
アメリカでの上流階級の社交の場に流れていた
訳ですけれども、イギリスでの
上品なダンスの考え方とは違って、
とにかく楽しく、ウキウキしたようなムードにさせる
音楽であったようです。

ニューヨークにある高級ホテル
「ウォルドルフ・アストリア」の
ボール・ルームでは、世界最高クラスの
上流階級の人々が社交する場所として、
1950年代当時でも知られていた存在でした。

そのウォルドルフ・アストリア・ホテル専属の楽団
として、「エンパイア・ルーム」で
日曜日以外の毎夜演奏していた楽団、
または、
このウォルドルフ・アストリア・ホテル内にある
最高級ボール・ルーム「スターライト・ルーフ」専属楽団の
演奏も既に復刻CDとして作らせていただいております。

彼らの社交場は、当時、世界でも
頂点にいるような上流階級の人々のものであるため、
一般の庶民がとても立ち入れる場所では
ありませんでしたので、
それらの録音を聴く事は、 (上記両方の楽団ともに)
1950年代の空間ではありますが、
自分もその優雅な社交場に参加させて
もらっているような
“想像のムード”が楽しめる訳です。

写真にあるのは、昭和37年(1962年)7月に
日本で発売された『これがマジックタンゴだ』
というタイトルのソノシートです。
ここに中川三郎 氏(舞踏家)の解説が載ってまして、
“ウォルドルフ・アストリア・ホテルで開かれた
ツイスト・パーティーで、上流社交界の連中が
レイ・アンソニー楽団の奏でる
強烈なビートに乗って、我を忘れて踊り狂っていた”
という旨の書き出しをしていました。

ちなみにレイ・アンソニーのツイスト録音も、
既に復刻CDとして作らせていただいてますが、
社交ダンスの優雅さとはまるで違うので、
1960年代になってから
変わってしまったのかも知れませんね。

この「マジック・タンゴ」とは、
どんなダンス音楽でも踊れる
「マジック・ステップ」のことで、
“全世界に静かに流行を始めた”とありますが、
他の外国のレコードでも見ないため
不思議なのです・・・???


 

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