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『ムード・ミュージックの楽しみ』〜心の仮想空間〜

『レコードのムード』は、テレビで実際に使われた日曜洋画劇場の旧エンディング・テーマを日本で最初に紹介したCDです。


A群:感傷系、自己破滅型による心境

「気づきが一番大きいムード」

グラフでは左側にあたる程、後ろ向きで自己否定するような感情を持ち、

感傷的(センチメンタル)な気分にさせるイメージのタイプです。

そして、グラフの下の方に行く程、心が重く、深刻なイメージになります。

このA群に当てはまるような作品の多くは、昔の自分にとって良かった頃を、懐かしく

回想するようなことです。その中で、過去の出来事を悔やんだり、後悔したり、

傷つけられたことを思い出してはマイナスの感情を引き出して、

自ら否定的な気分(ムード)に同調します。ある意味で、誰かに

自分の愚痴をただ黙って聞いてもらっているような感覚ともいえるでしょうか。

過去はもう変えられないので、未来を創造することしかありません・・・ 

沈んだ音楽に気分も同調して、(愚痴も吐き出すだけ吐くように)心の中で

泣くだけ泣いて、「また頑張ってみよう」という気持ちの切り替えを

促す意味を持ったムード・ミュージックです。

心の豊かさを取り戻すためのものであり、忘れていた感謝や、自分で

気がつかなかったことを発見することもあるかも知れません。

人生の中で、何ひとつ失敗したことのない人なんて、誰もいないのではないでしょうか。

落ち込んで、何でも悪い方に解釈してしまいがちな、

否定的な気分を味わった人ほど、他人の気持ちもわかって、やさしくなれると思います。

これらは、そんなムード・ミュージックです。

試聴ボタンをクリックしていただくと、ウインドウズ・メディア・プレーヤーにて、

そのCDの一部がお聴きになることができます。

S0602131586

深く沈んだ悲しみに涙する夜・・・

『涙の迷妄』(EH-172) ヴァン・リン楽団

 

美しくも感傷的なムードを表現するアルバムです。

最後の曲を聴き終える頃、自己否定の感情から開放されますよう・・・

何とも言えない、複雑な静寂の霧につつまれた時間

『真夜中の喫茶店』(ST-256) ラルフ・マーテリー楽団

 

人々の心の中に入り乱れる複雑な心境が表現されます。

夜明けは必ず来ると言いますが・・・ 

身近な人への不信を募らせて、心揺れる間

『待ちぼうけの夕暮れ』(LC-142) エム・ジー・エム・ストリングス&メリー・マヨ

 

クラシックな恋愛シネマを思わせる、美しくも切ない感じのムードです。

やって来るはずの相手を信じるかどうかは、あなた次第・・・ 

過去の感情を美化する夜

『過ぎし日の出来事』(ST-344) レスリー・ジョーンズ楽団

 

既に無い場所、あるいは大切だった存在を心の中に思い起こします。

もう二度と戻れない日のことを求めて・・・ 

この他にも、いろいろなタイトルを当ホームページから作らせていただいていますが、

当ホームページにて掲載しているのは、一部分のタイトルのみです。

リストに掲載以外の他のタイトルは、廃盤等の一部を除き

有料会員制のホームページにて御紹介しています。

他のカテゴリー:

 

B群:建設的な、楽しい時を思い巡らしているような心境

   「思慮深い愛を明るく振りまく美しいムード」

 

C群:楽天的、特に何かを深く思っている訳でもない心境

   「とにかく楽しくて、軽い気持ちのムード」

 

D群:感傷的であっても現実と未来をみつめている心境

   「落ち込んでいても前向きな気持ちのムード」

 


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